- 2019.06.08 Saturday
「こんな症状 Vol.1」腰の痛みと股関節の違和感
「こんな症状を治療しています」Vol.1
保育士をされている30代の女性。
鍼灸は初めてでしたが、
「注射は本当に大嫌いだけど、鍼灸の鍼はむしろ刺してほしい」
とおっしゃる珍しい初めてさんでした(笑)。
★☆症状☆★
・腰痛
・股関節の痛み
★☆その症状で困っていること☆★
・仕事で動きにくい
・今は動けているが先々が不安
★☆特に痛むとき、辛いと感じる動き☆★
・膝立ちになって床に寝ている赤ちゃんを抱き上げるとき
・中腰の姿勢で重いものを持ち上げるとき
・あぐらをかいたときに片方だけ膝が床に近づけられない
★☆治療内容☆★
背骨の動きを改善することで、
首や仙腸関節(骨盤の関節)の動きを改善、
さらに、股関節の可動域が広がるようにしたところ、
中腰の姿勢からものを持ち上げる動作での違和感が消失しました。
さらに、首を曲げたり、回したりする動作がより大きくできるようになりました。
また、自律神経のバランス調整をすることで、
余分な緊張が抜けやすくなり、深い呼吸ができるようにしたところ、
首やみぞおちの硬さが和ぎ、ゆったりとした深い呼吸ができるようになりました。
★☆院長・あおやまからひとこと☆★
治療にあたっては、
腰や脚を動かして頂き、動きやすさ/動きづらさを確認したり、
全身に触れて、筋肉の緊張度合いを確認したりしていきます。
しかし、この方の場合、
筋肉の過緊張や、からだの動かしづらさ、
呼吸の浅さ、手のひらや足の裏の発汗等に、
触れられ指摘されるまで気づいていなかった、
触れられても緊張している部分とそうでない部分の違いがよくわからない、
という状態でした。
自分のからだがどんな状態になっているのかを認識することが、
変化への第一歩。
次回の診療まで、
不調を感じている腰や股関節がどんな時にどんな感じになるのか、
肩に力が入っていないか、ゆったりとした呼吸ができているか等、
ご自身のからだの状態に意識を向けて観察していただくようにお願いして
1回目の治療を終了しました。
************
以上、今日の診療からお届けしました。m(_ _)m
「あ、これ私もだ!」「え、これ私のこと?」
この症状に、ピンと来たら、こちらまで。
↓
白沢(はくたく)
あきる野市と青梅市にある女性鍼灸師の治療院