「こんな症状を治療していますVol.12」顎関節症

 

初めておいでになる20代の女性。

「口が開き辛い」

「食べる度に顎がバキバキ音がする」とおっしゃいます。

 

 

★☆症状☆★

・口が開き辛い

・顎がバキバキ音がする(左)

・顎を横方向にずらしてからしか口を開けることができない

・痛みはない

 

 

★☆その症状で困っていること☆★
・食事の際など

 


★☆これまでの経緯と病院で受けた治療☆★

・最近右の親知らずを抜き、左側で噛むことが増えた

・それ以降、たまに何日間か口が開かなくなるということがあった

・病院には行っていない

・15歳の時に顎関節症でしばらく口が開かなくなったことがある

・その時は歯医者で鍼治療を受けた

 

 

★☆治療内容☆★

まずは左手の甲に鍼をして顎を動かしてみて頂いたところ、

「バキバキ音がしなくなりました」とのこと。

さらに左手首付近のツボに鍼をすると、スムーズに口が開くようになりました。

 

動き辛さや痛みが長引くと神経が危機対応モードになって全身が緊張し、

さらに動きにくく、痛みを感じやすくなるという悪循環になってしまうのですが、

この方の場合も、みぞおちが硬く緊張し、呼吸が浅い状態になっていました。

 

そこで、神経をリラックスモードにして、カラダの余計な緊張を取るため、

脚と頭に鍼をして、カラダを気持ちよく温めてしばらくお休みして頂きました。

 

その後、仰向けからうつ伏せに体勢を変えて頂き、

腰とお尻の緊張を取るよう脚と背中に鍼をしました。

 

1回目の治療後に違和感が10→2に減り、口も大きく開くようになりました。

同様の治療をさらに2回行ったところ、口もしっかりと開き、

顎を動かした時の違和感もなくなったため、治療終了となりました。

 

からころかるた「あ」:あきづらい?  あごはうえにはひらかぬよでみた、

顎の構造とそれに基づく正しくラクな顎の使い方をマスターして頂いたのも、

症状の改善と、再発防止に役立ちました。

 

 

★☆院長・あおやまからひとこと★☆

顎関節症の場合、顎の関節の周辺だけでなく、首の横に斜めに走っている筋肉、

胸の筋肉なども緊張し、スムーズに動き辛くなっていることが多いです。

また、顎の動きには、実は背骨も関係しています。

様々な場所が連携して動いているのですね。

 

ですので、カラコロ堂治療院では、顎そのものの動きはもちろんのこと、

顎の動きに関連する個所の状態をよく調べ、

全体が調和してスムーズに動くことができるよう、鍼をしていきます。

 

「顎に鍼をしないのですか?」と聞かれることが多いのですが、

答えは「うん、しないんです😌」です。

 

カラダのどの部分をとってもそうですが、

その部分だけが単体で動くということはなく、

必ずカラダのどこか他の部分も一緒に、連携して動いています。

 

顎に鍼をして顎の関節の硬さが取れたとしても、

連携して動く部分のどこかに硬さがあってスムーズに動いていなければ、

やっぱり顎の動きは完全には良くなりません。

逆に、連携して動く部分の余計な緊張を取ると、

顎の関節の硬さも取れて、動きが良くなります。

 

そんなわけで、カラコロ堂治療院では、

顎に鍼をしない顎関節症の治療をしています。

顔の近くに鍼をされるのは恐い! という方にも

安心して受けていただける治療です。

 

治療後には、骨格模型のボーニー君にも協力してもらって、

顎の構造を確認し、設計図に沿った正しくラクな顎の動かし方も練習しますので、

再発しにくくもなりますよ〜。

 

※顎の構造と正しくラクな動かし方についてはこちら↓をどうぞ。

 ボーニー君も登場しています。

 からころかるた「あ」:あきづらい?  あごはうえにはひらかぬよ

 

 

************

 

以上、今日の診療からお届けしました。m(_ _)m
「あ、これ私もだ!」「え、これ私のこと?」
この症状に、ピンと来たら、こちらまで。

カラコロ堂治療院HP 問い合わせ・予約フォーム

 

張り子細工の教室に行ってきました。先々月……。Y子さーん、やっと完成しました〜!

端午の節句に間に合ってよかった🤗

 

青梅市にある女性鍼灸師の治療院

カラコロ堂治療院

「こんな症状を治療していますVol.11」座骨神経痛

 

初めておいでになる60代の女性。

「多分、座骨神経痛だと思う」

「2週間ほど様子をみたが良くならないので……」とおっしゃいます。

 

 

★☆症状☆★

・左のお尻から太腿の裏、すね、足の裏までの痛み

 

 

★☆その症状で困っていること☆★
・歩いたり伸びをしたりすると痛み、長く歩くことができない

・横になると痛むので、夜寝る時に痛い

 


★☆これまでの経緯と病院で受けた治療☆★

・病院には行っていない

 

 

★☆治療内容☆★

座骨神経痛の場合は、腰部の筋肉の状態に原因があることが多いのですが、

この方の場合も、左腰に1点、ギューッと硬い個所がありました。

 

また、全身に触れさせて頂いたところ、

首の横や脇腹、

そして、お尻にも硬さががありました。

 

みぞおちは左右どちらも硬く緊張して、深い呼吸がしづらい状態。

痛みのある状態が長引くと神経が危機対応モードになって全身が緊張、

そのことでさらに痛みを感じやすくなるという、悪循環。

 

治療は、まずは神経をリラックスモードにして、

カラダの余計な緊張を取ることから始めました。

脚とアタマに鍼をして、カラダを気持ちよく温めてしばらくお休み。

 

そして、仰向けからうつ伏せに体勢を変えて頂き、

腰とお尻の緊張を取るよう鍼をしました。

 

1回目の治療後に痛みが半分程度になり、

痛みも、鋭い痛みから鈍痛に。

4日後に2回目の治療をし、症状がなくなったので治療を終了しました。

 

 

★☆院長・あおやまからひとこと★☆

「座骨神経痛」は病名ではありません。

「腰痛」や「頭痛」と同様に症状を現す言葉で、

「座骨神経の支配する領域に痛みがある」状態のこと。

 

「座骨神経痛が……」と整形外科に行くと、

レントゲン検査等で痛みの原因を探ります。

そこで腰の骨(腰椎)や椎間板に問題が見つかれば

「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」などと病名がつくわけです。

 

が、そうした所見が見られない場合には、

「うーん、ひとまず痛み止めと湿布で様子を見ましょう」と言われ、

結局特に良くもならず……というケースが少なくないようです。

 

神経は筋肉と筋肉の間を通っていますから、

周囲の筋肉が過度に緊張した状態が続けば、

間を通る神経もギューッと窮屈な状態になります。

 

筋肉の過緊張が起こっているのはどこか、

なぜ過緊張が起こっているのか、

痛みの出ている部分だけでなく、全身の状態を診て、

原因をなくしていくように治療をします。

 

 

************

 

以上、今日の診療からお届けしました。m(_ _)m
「あ、これ私もだ!」「え、これ私のこと?」
この症状に、ピンと来たら、こちらまで。

カラコロ堂治療院HP 問い合わせ・予約フォーム

 

 

 

青梅市にある女性鍼灸師の治療院

カラコロ堂治療院

7年前から折に触れておいでくださっている40代の女性。
「顔面神経麻痺(ベル麻痺)」の診断を受けたとおいでになりました。

ステロイド剤による治療を開始して5日が経過しています。

 

「こんな症状を治療していますVol.10」顔面神経麻痺(ベル麻痺)

★☆症状☆★
 ・顔の右半分の麻痺
  (おでこにシワが寄せられない、まぶたを閉じられない、
   口角が下がる、口をすぼめられない等)
 ・首、肩の重だるさ(主に右側)

 ・カラダの右側全体がつまっている感じ
 ・腰痛

 

 

★☆その症状で困っていること☆★
 ・まぶたをしっかりと閉じられない
   →目が乾いて痛い
 ・口もとをしっかりと閉じられない
   →水が漏れて歯磨き後の「クチュクチュ」ができない
   →ペットボトルの水が飲みにくい
   →食べ物が漏れるので食べづらい

 ・右腕が挙げづらい

 ・カラダの右側になにか厚い膜がはっているような違和感

 


★☆これまでの経緯と病院で受けた治療☆★
日中からなんとなく右まぶたに違和感があった。

右目が痛く、涙が止まらない。
夜になってに歯磨きをして口をゆすごうとしたら、
口の端から水がもれるように。
鏡で顔を見ると、口が左側に歪んでいる感じ。

 

翌朝も様子が変わらないので、脳外科を受診。
MRIで異常がないことを確認した後、耳鼻科を受診、
「顔面神経麻痺、多分ベル麻痺でしょう」と診断される。

治療は、ステロイド剤の点滴を1週間、
その後ステロイド剤の内服を1週間の予定。

 

点滴治療開始から5日になるが、
治療の効果はまだ特に感じられない、症状に変化はない、とのこと。

 

 

★☆治療内容☆★

お顔周りを含め全身を触診させて頂くと、

特に右側の首とあご、耳の後の緊張が強く、

右側のお腹、腰、お尻にも緊張がみられました。


カラダを色々と動かしてみて頂いたところ、

首を右に倒したり、右を向いたりするのがやりにくく、

右腕も挙げにくい状態。
「右側は全体に張っている感じ。つまった感じがする」とのこと。

「厚い膜が張っているような感じ」ともおっしゃいます。

 

治療は、背骨の際、肩、頭、手足の甲のツボに鍼をし、

耳の後、首筋、胸の硬さを緩めていきました。

 

また、ふくらはぎに鍼をして、腰、お尻、太もも裏の緊張も取り、
硬さがほぐれたところで、カラダを温めつつ、
しばらくゆったり休んでいただきました。

 

初回の治療で、右側の重さが取れて首や腕の動きがスムーズに。
呼吸がラクにできるようになり、カラダとココロがゆったりとしました。

 

以降、2、3日に1回のペースで治療を続け、
4回目の施術後には顔面の筋肉が動かせるようになってきました。
9回目には目も口もはほぼ不自由なく動かせるようになりました。
その後、週に1回のペースに変更し、
違和感のない状態がキープできるようになったので、
14回目で終了となりました。

 

 

★☆院長・あおやまからひとこと★☆

顔面神経麻痺は、首や肩の強いコリを伴うことが多いのですが、

この方の場合も、麻痺の出ている右側に強いコリがありました。

首、肩を含め、カラダの右側全体のかたさをとるようにしたところ、

徐々に顔面の筋肉の麻痺が改善していきました。

 

発症後しばらくお仕事をお休みされていたのですが、

症状がある程度改善して復職されると、

「仕事に行くと、右の耳の後や側頭部が重痛いく気になる。

 帰宅して『あずきさん』を載せてしばらくボーっとすると平気になる」

と報告してくださいました。

 

職場までの運転と職場でのPC作業などで緊張を強いられて、

首、肩がギュッと縮こって緊張してしまうことが原因のようでした。

その辺りが縮こまると、呼吸も浅くなってしまうので、

さらに緊張が加速してしまいます。

 

『あずきさん』というのは、レンジでチンする小豆カイロのこと。

「温めて緊張をほどく、リラックスする」という

自分でできる気持ちのよい手当が、随分と回復の助けになりました。

 

自分の緊張に気づくことができる、

自分の緊張をほどく術を持っている、

とっても大切なことだと思います。

 

★☆患者さんからひとこと・ご本人よりレポートを頂戴しました★☆

顔面神経麻痺になって不安に思ったこと、

最初にしたこと、

鍼灸治療を受けようと思った理由、

保険がきかない費用について、

鍼灸治療を受けてどうだったかなど、

ご本人が詳しくレポートしてくださったので、

そちらも併せてご紹介します。

 

「どこかの誰かに、伝わって
 早く治療がうけられるようになって、
 回復につながれば、いいですね」

 

とレポートをお送りくださいました。ありがとうございました!

 

どうぞ、必要な方に届きますように。

 

レポートはこちらから⇒ 患者さんの声「顔面神経麻痺」

 

 

 

青梅市にある女性鍼灸師の治療院

カラコロ堂治療院

 

昨年末以来、久しぶりにおいでくださった40代の男性。
新型コロナウィルス騒動が、カラダとココロに悪影響を及ぼした様子……。

 

「こんな症状を治療しています」Vol.9
★☆症状☆★
・カラダがビクッとなるのがすごくて5月頃から眠れない
・寝た後も、途中でビクーンとなって起きる
・1時間に1回は起きる

 

★☆その症状で困っていること☆★

・よく眠れない

・昼間から「今晩もまたビクッとなるのかなぁ」と気になってしまう

 

★☆これまでの経緯と病院で受けた治療☆★
特に治療は受けていない

 

★☆治療内容☆★
まずは、

「お久しぶりです〜!この異常事態の元、いかがお過ごしでしたか?」

ということで、今回お困りの症状についてだけでなく、

自粛要請後、どんなふうに過ごされていたのかをじっくりと

お伺いする時間を取りました。

 

その後、全身を触診させていただいたところ、

首の側面、みぞおち、首と胴体の境目あたりの背骨周りに顕著な緊張が。

ちょうど、首をちぢこめて背中を丸めた姿勢=防御姿勢を取った時に

緊張が生まれる部分です。

 

防御姿勢で固まってしまったカラダでは、ゆったりとした深い息ができません。

ゆったりとした深い息ができないと、カラダとココロは緊張したまま。

常に「何かあったら、いつでも、すぐに反応できます!」と

スタンバイしている状態。

これでは、ぐっすり眠るのは難しそうです。

 

そこで、5月頃から数ヶ月間も固まったままのカラダとココロに

深い息ができる、ゆったりとした状態を思い出してもらうため、

足の甲と頭に鍼をしました。

 

緊張状態が続くと胃や腸の働きも悪くなってしまうので、

内臓がのびのびと働くことができるよう脚のツボに、

また、特に緊張が強かった背骨周りや腰が緩むよう頭や脚のツボに、

それぞれ鍼をして、ゆっくり休んでいただきました。

 

そして、カラダやココロの緊張が強い場合、

眠ろうとしてその緊張が緩む際に

ビクビクっとカラダが震えるようなことが起こること、

ビクビクっとするのは緊張が解けていっている証拠だから

不安に思うことはないですよ〜^^、とお伝えしました。

 

★☆院長・あおやまからひとこと☆★
見えない危険に対して警戒する、長く警戒状態が続く、

そのことがカラダとココロに与える影響の大きさを実感したケースです。

 

シャキッとするべき時にはシャキッとし、

ゆったりするべき時にはゆったりと ― 私たちは、この両方を

バランスよく行ったり来たりしながら生きるようにできています。

 

常に緊張していてリラックスすることがない状態では、

筋肉の柔軟性低下、内臓機能の不具合、

気分の障害、睡眠の不具合など、さまざまな困りごとが起こります。

この方の場合は、睡眠の不具合として現れました。

 

睡眠の問題が難しいのは、一度気にし始めると

頭の中がそのことでいっぱいになってしまうところだと思います。

 

一日じゅう「今晩は眠れるだろうか」と、そればかり考えてしまう。


でも、そんな方でも、

日中、睡魔に襲われて意識を失ってしまうとか、

眠くて眠くて通常の活動ができないとか、そんな事態になることは稀。

ということは、

「眠れない」と思って悩んでいる方でも、

実際にはそれなりに眠れていることが多いということです。

 

この方も場合も、奥様はこうおっしゃっていました。

「眠れないと言いつつ、結構ちゃんと寝てますけどね」。

「でも、気になっちゃうみたいで。かわいそう」。

なんという夫婦愛♥

 

閑話休題。

 

誰のおかげかわかりませんが、

私たちのカラダは、絶妙に完璧にできています。

 

私たちにできるのは、カラダの自律的なはたらきを邪魔しないようにすること。

「シャキッと頑張るぞ!」モードと

「ゆったり休むぞ、修復するぞ!」モード、

その間を揺れ動く動きを、妨げないことです。

 

そのためには、寝る前はスマホを見ないとか、

シャワーではなくお風呂にはいって「ほにゃー」っと緩むとか、

できることはいろいろとありますが、

ゆったりとした息ができるカラダにしておくことがとっても大切です。

 

気がつくと息をつめて作業をしたりしていませんか?

人の話を一生懸命聞こうとなぜか息を止めたりしていませんか?

何か動作をする度に「んッ」と息が止まってしまっていませんか?

 

のびのびと息のできるゆったりとしたカラダを思い出してもらう、

いつものびのびとしたゆったりとしたカラダでいる。

 

カラコロ堂治療院では、鍼灸でそのお手伝いをさせてもらっています。

 

 

 

 

 

青梅にある女性鍼灸師の治療院

カラコロ堂治療院

 

月一度、メンテナンスにおいでくださる40代の女性。

コロナ騒動でしばらくお休みした後の3ヶ月ぶりの鍼治療で、

意外な発見がありました。

 

「こんな症状を治療しています」Vol.9
★☆今回の症状☆★
・4月頭からテレワーク。仕事が終わっても切り替わらない
・カラダを動かした方がいいかと筋トレをしたら頭が痛くなった

 (肩から来てるな〜という感じの頭痛。多分やり過ぎ)

 

★☆前回までいつもあった症状☆★

・気圧の変化に影響されて調子が悪くなる
 →息苦しさ、食欲低下、やる気が出ない、便通いまいち、など

・脚のむくみ

 

★☆これまでの経緯と病院で受けた治療☆★
むくみについては、病院で血液、尿、心臓等調べたが異常なし。
その他については特に受診していない。

 

★☆治療内容☆★
いつものように、股関節や首等の動くべきところの動作確認をし、

首やお腹、腰の触診からスタート。

すると、なんだかいつもと様子が違います。


いつもは少し触れただけで「ゔぁー」「おえー」と

顔をしかめるみぞおちや、おへその周り、下腹部に触れても、

今日は表情に変化がありません。

ご本人も「あれ?え?なんか平気?」と不思議そう。

いつもはお腹全体にある緊張が、今回はほんの少ししかないのです。

首や腰の緊張も、いつもより少なめです。

 

「あら、なんか意外と……いい感じ?」

 

ということで、今回は、

腰、鼠径部、みぞおち、首の緊張を緩めるため脚のツボに鍼をし、

カラダを温めて、しばらく神経を休めていただいて終了となりました。
 

★☆院長・あおやまからひとこと☆★
パーティションで仕切られたオフィスで一日ほとんど誰とも話さず、

時に「イラっと」しつつ仕事をしている、という状況から

自宅での勤務になって3ヶ月余り。ご本人も、院長・あおやまも

びっくりするくらい、カラダが「ラク」になっていたというケース。

 

息をつめて、居心地の悪い状況下で仕事をしていたのが、

安心・安全な自分のスペースで仕事をするようになり、

神経の緊張、カラダの緊張が緩んだのですね。

 

ちなみに、気圧の急な変化で様々な体調不良が起こることを、

近年、「気象病」と言うようになりました。

頭痛や息苦しさ、めまい、古傷が痛む等がよく見られる症状です。

 

この方は、「何もやる気がおきない、どうにかこなしている感じです」

と来院されたのですが、最初の1年ほどは月に2回、

それ以降は月1回程度のペースで来てくださるうちに、

いつの間にか随分と気圧変化の影響を受けにくくなりました。

 

そして、今回、気象病の症状がほとんど気にならない位にまで激減!

最近流行りの(どこで流行ってるのか?)言い方で言えば、

常に「警戒モード」だったのが、「安全・安心モード」に変わり、

体調が良くなった! ということですね。^^

 

さらに、もうひとつ。

カラダの余計な緊張がとれると、「感じる力」がアップします。

残っている緊張や、余分な力みが抜けてラクな感じなどを、

しっかり感じることができるようになるのです。

 

この方も、

「なんかいつもよりイイです。ラクになった感じがすごくする」

とおっしゃっていましたよ。

 

ということで、

コロナ騒動にも、「嫌なところに行かなくてもいい」という

いい面もあったのね〜と思わせる出来事でした。

在宅勤務と出社、せめて半々くらいになるといいのにね。

 

************

 

以上、今日の診療からお届けしました。m(_ _)m
「あ、これ私もだ!」「え、これ私のこと?」
この症状に、ピンと来たら、こちらまで。

カラコロ堂治療院HP 問い合わせ・予約フォーム

 

白沢(はくたく)
中国の想像上の神獣。病魔を防ぐ力があると信じられていた

 

青梅市にある女性鍼灸師の治療院

カラコロ堂治療院


Calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

  • おまけ・52週間チャレンジ総集編
    院長・あおやま
  • おまけ・52週間チャレンジ総集編
    mari
  • Week28:避難する(Take Refuge)
    院長・あおやま
  • Week28:避難する(Take Refuge)
    ケイ
  • あのお茶、ご購入頂けるようになりました
    院長・あおやま
  • あのお茶、ご購入頂けるようになりました
    tomo

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM